あるノルウェー人の兄妹 (10歳くらい) が森を歩いていると、突然凶暴なヘラジカに襲われた。
何だシカか、とシカトしている場合ではない。このヘラジカ、先日筆者を噛んだ奈良公園の極めてチンケなシカとは違い、体長2~3メートル、体重にして軽いものでも200キロ、重いものだと800キロもある “闘牛” のごとき奴である!
こんなのに襲われたら、大人でもたまったものでない。実際、隣のフィンランドでは、毎年およそ10人がヘラジカに殺されている。
そんな中、兄のハンス君は妹を助けるため、とっさに“棒で叩き続けて挑発し注意を自分に引き付け”、その後に“死んだ振り”をし、ヘラジカから逃れたという。
なかなかややこしい手順を踏んでいるが、一応凶暴なヘラジカを回避できたのだから、大したもの。
そしてさらに驚くべきは、この方法を、『World of Warcraft(ワールド オブ ウォークラフト)』という大ヒットMMORPGゲームによって学習したということだ。
つまりこの兄妹、ゲームによって命拾いしたということになる。
でもまあ、『World of Warcraft』も実にマニアックなこと教えているな、と思ったりもするが。